阿部兄妹が柔道GS優勝 永山、高市、高山が五輪へ
柔道のグランドスラム東京大会最終日は3日、東京体育館で男女各4階級が行われ、来年のパリ五輪代表内定で男子66キロ級の阿部一二三、女子52キロ級の阿部詩(ともにパーク24)の兄妹がそろって優勝を果たした。 男子60キロ級は永山竜樹(SBC湘南美容クリニック)が決勝で高藤直寿(パーク24)に一本勝ちし、五輪代表に内定した。女子では63キロ級で優勝の高市未来(コマツ)、78キロ級3位の高山莉加(三井住友海上)も代表に内定。永山と高山は初めて、高市は3大会連続の五輪となる。 これまでの内定者は女子48キロ級の角田夏実(SBC湘南美容クリニック)が制覇。男子100キロ超級の斉藤立(国士舘大)は準決勝で敗れ、3位決定戦は右脚負傷で棄権した。 女子63キロ級の堀川恵(パーク24)は5位。準々決勝で高市との直接対決に敗れた。女子78キロ級の浜田尚里(自衛隊)は7位、梅木真美(ALSOK)は5位。男子100キロ級はウルフ・アロン(パーク24)が準々決勝と敗者復活戦で敗れ、飯田健太郎(旭化成)は2回戦敗退。18歳の新井道大(東海大)が2位だった。