佐野海舟、チーム敗戦も軒並み高評価…地元紙「日本人選手による次のナイスゲーム」「マインツのサッカーの重要な柱」
マインツMF佐野海舟は、チームはヴォルフスブルクに敗戦も、『キッカー』や『アルゲマイネ・ツァイトゥング』での評価は高かった。 7位マインツ(勝ち点19)は8日のブンデスリーガ第13節で8位ヴォルフスブルク(勝ち点18)とアウェーで対戦。お互い3連勝中と好調同士の試合は、マインツが前半にパウル・ネーベルとヨナタン・ブルカルト、後半にもネーベルが決めるなど3度リードを奪うも、ヴォルフスブルクのモハメド・アムーラやティアゴ・トマス、そしてヨナス・ヴィンドの2ゴールで結局逆転されてしまう。 そんな中、開幕から全試合スタメン出場の佐野は存在感を発揮。11分の先制弾の場面で、中盤でのカットからショートカウンターを発動し、即座にイ・ジェソンにボールを預けると、そのイ・ジェソンがネーベルのこの日1点目をアシストした。そして、佐野は『キッカー』や『アルゲマイネ・ツァイトゥング』ではそれぞれ「2.5」とネーベル(「1.5」)とブルカルト(「2」)の得点者の2人に次ぐチーム単独3位の評価を与えられている。 また、地元紙の後者はそのパフォーマンスを「12kmの走行距離、高いパス成功率とデュエル勝率の日本人選手による次のナイスゲーム。彼のボール奪取が1-0の起点となった」と称賛。写真のキャプションでも「またもマインツのサッカーの重要な柱だった佐野海舟」と記された。