ビットコイン価格を動かすのは長期保有者/リップルのステーブルコイン「RLUSD」がマニアに人気【Weekly Review:12/14~12/20】
今週の注目!
英国は、未登録の暗号資産企業による暗号資産の公募を禁止しようとしている。一方、日本では暗号資産取引所によるIEOが整備されており、直近ではNOT A HOTEL、Japan Open Chainが目標金額の調達に成功した。だが今後、さらなる規制強化を予想する向きもある。
ビットコイン
ビットコインは10万6000ドル超の史上最高値から、一時9万3000ドルまで下落。日本時間21日8時頃には9万7400ドル付近まで戻している。FRB(米連邦準備制度理事会)のタカ派的な姿勢が年末のセンチメントを覆したようだ。
市場動向
リップルのステーブルコイン「RLUSD」に注目が集まった。その価値は、1ドルに固定されているのだが、一部のマニアは最初の保有者になろうとして、2000ドル以上を払おうとしている。
業界動向
年末の税制改正大綱で大きな動きがあった。暗号資産の分離課税が実現に向けて一歩前進、大綱に「見直しを検討」と明記された。仮に2025年末の税制改正大綱に取引に係る課税の見直しが盛り込まれれば、2026年度から分離課税が実現する可能性は高まる。
One More Thing
NFTが復活し始めているようだ。ユーティリティを絡めた取り組みは、すでにさまざまな取り組みが始まっていた。さらにPFP(Picture For Profile)と呼ばれるプロフィール画像のようなNFTも、マーケットプレイスでの活動が活発化している。
CoinDesk Japan 編集部