金総書記と娘が抱き合う“北朝鮮らしくない”映像公開の訳 目指す「新しい指導者像」
■どうなる?北朝鮮の動向
北朝鮮は今年、どう動いてくるのか。 北朝鮮メディアは年末に開かれた朝鮮労働党の重要会議で金総書記が「日米韓同盟が侵略的核軍事同盟として膨張している。韓国が前哨基地となっている」としたうえで「超強硬対米対応戦略を示した」と報じた。 日本と韓国に対して、北朝鮮はどう対応してくるのか。朝鮮半島情勢に詳しい毎日新聞客員編集委員の鈴木琢磨さんは、「石破政権の状況を見極めている。様子見。対日関係の改善は急いでいない。韓国はすでに突き放しているし、大混乱の状態だから、どうにかしようという考えはない」ということだ。 そして、トランプ次期大統領は金総書記との首脳会談に向けた動きをしているのに対し、金総書記が強硬な対米対応戦略を示したことについては「対米関係を見るうえで、前回と決定的に違うのは北朝鮮はロシアとの軍事的な強い協力関係ができたということ。その自信を背景に、より強い立場でアメリカに対し軍事的な圧力をかけながら核保有国の立場を認めさせ、体制の保証を追求していくだろう」と分析していた。 (「大下容子ワイド!スクランブル」2025年1月8日放送分より)
テレビ朝日