北朝鮮兵とみられる軍人がロシアの補給品を受け取っている映像（ウクライナ文化情報省の戦略コミュニケーション・情報セキュリティーセンターのXより）＝（聯合ニュース）≪転載・転用禁止≫

【ソウル聯合ニュース】ウクライナのゼレンスキー大統領は25日（現地時間）、通信アプリ「テレグラム」でロシアに派遣された北朝鮮兵が27日～28日にウクライナとの戦闘地域に投入されることが予想されると投稿した。 　ゼレンスキー氏はウクライナ軍のシルスキー総司令官から北朝鮮兵の動向に関する報告を受けたとして、テレグラムで伝えた。 　またロシア側は北朝鮮の参戦を否定する虚偽情報を出しているが、「明白な戦争拡大行為」をしているとし、ロシアと北朝鮮が処罰されるよう実質的な圧力を加えてほしいと西側諸国に呼び掛けた。 　ウクライナ国防省情報総局は24日、ウクライナが越境攻撃しているロシア西部クルスク州で北朝鮮兵の存在が確認されたと発表した。 　ウクライナ側は約1万2000人の北朝鮮兵がロシアに派遣されたと主張している。 　一方、ロシアのプーチン大統領は24日の記者会見で、北朝鮮兵が派遣されているとの見方を否定しなかった。