“高級外車レンタカー乗り逃げ男” 警視庁が酒気帯び運転の疑いで大阪府の20歳男を逮捕 長野から大分…約1000キロ先で事故を起こし大破 長野県警は「横領」疑いで捜査
先日、長野県諏訪市のレンタカー店で男が高級外車を借りて乗り逃げしたというニュースをお伝えしました。この男がきょう11月7日までに警視庁に酒気帯び運転の疑いで逮捕されていたことがわかりました。
前方が壊れた黄色のレンタカー。 約600万円するという高級外車です。 9月17日、諏訪市のレンタカー店に大阪府箕面市の20歳の男が現れ、この高級外車を借りました。 5時間借りる予定でしたが、「母親が倒れたのですぐに向かいたい。レンタルを延長したい」と電話があり、店は3日間、レンタルを延長。
その翌日、不審に思った店がGPSの位置情報を確認すると車は大阪府に。 その後、琵琶湖周辺にも移動していました。 車の返却期限を迎えた9月20日には「さらに3日間延長してほしい」とショートメールがあったということです。 そして、3日後の23日、車は諏訪から約1000キロ離れた大分県に。
その場所は事故車をレッカー移動する会社でした。 事故を起こし、レッカーされていたのです。 男は、「レッカー代を取りに行く」と、その会社からも車を借り、行方をくらましました。 その後、男は見つかり、諏訪市のレンタカー店は代金約10万円を請求しましたが、支払われず連絡が途絶えていました。
レンタカー店は県警に被害届を提出。 県警も横領の疑いで捜査していました。 連絡が途絶えていた男。 FNNの取材できょう7日までに酒気帯び運転の疑いで警視庁に逮捕されていたことが分かりました。 長野県警も警視庁に問い合わせしていて、捜査を進めています。