ロッテ・藤原恭大、オイシックス戦で2安打1盗塁「いつでも上がれる準備はできている」
(イースタン・リーグ、ロッテ2―1オイシックス、17日、ロッテ浦和)開幕前に右膝蓋骨骨折と診断されたロッテ・藤原恭大外野手(24)が「1番・DH」で出場。5月29日に実戦復帰を果たすと、この日は3打数2安打1盗塁で打率は・333に上げた。 もう心配はない。一回は四球で出塁すると、「スライディングとかする時にちょっと怖さはありますけど、痛さはないのでそこは大丈夫です」とスライディングで滑り込んで今季2個目の盗塁を記録。四回は左前打、六回は右前打と放ち、状態を徐々に上げてきている。 6年目の今季は3月10日のソフトバンクとのオープン戦(ZOZOマリン)で自打球が膝付近に当たり負傷。「結構やばいなと思った。人生で骨折したことがなかった。痛いけど、(最初は)骨折ってわからなかったです。徐々に足が曲がらなくなってきて、これやばいな」と痛みが生じたという。 今年こそはと意気込んでいた矢先のけが。「やっぱり去年のシーズンが終わってから、(今季の)開幕に合わせてずっとやってきた。悔しい気持ちもありました。めちゃくちゃ病んだ、まではいかないですけど、ちょっとありました。なるべき早く直すってことだけ考えて、焦らずしっかり治して、挽回できるようにやっています」と気持ちを切り替えた。 目指すは1軍復帰。藤原は「いつでも上がれる準備はできている。まだまだ(状態は)よくなると思うので、もっともっと調子を上げていきたい」と力を込めた。