松本穂香”鹿乃子”の笑顔がまぶしい…鈴鹿央士”左右馬”の発想の転換に驚いたワケ。『嘘解きレトリック』第10話考察レビュー
左右馬はまさに気遣いの”鬼”
どんなときも左右馬は、鹿乃子が傷つかない方法を考えてくれる。これだけ、先回りしてくれる人がいるのだろうか…? と思うほど、左右馬は気遣いの鬼だ。 たとえば、お食事処『くら田』の人々が、鹿乃子のためにサプライズパーティを開こう! と提案をしたときも、左右馬はどうすれば彼女を傷つけないか? と悩み、最終的に、みんながいる前でパーティの計画をポロッと漏らしてしまったフリをしていた。これはきっと、鹿乃子に嘘をつきたくないし、彼女に嘘をつかせたくもなかったからだと思う。 「メリークリスマス、先生」と言われたとき、愛おしそうに鹿乃子を見つめ、自分の帽子をポンと被せてあげていた左右馬。この2人、明らかに“いい感じ”すぎるが、次週放送の最終話はどのような展開になるのだろう。恋人になる道を選んでも、最強バディとして戦っていく道を選んだとしても、ハッピーエンドになってくれることを願う。 【著者プロフィール:菜本かな】 メディア学科卒のライター。19歳の頃から109ブランドにてアパレル店員を経験。大学時代は学生記者としての活動を行っていた。エンタメとファッションが大好き。
菜本かな