掛布雅之さん、「大きなゲームの流れのポイント」 後がなくなった阪神、佐藤輝明の打撃に「喝」
元阪神の掛布雅之さん(69)が13日のTBS系「サンデーモーニング」のスポーツコーナーにご意見番として生出演し、前日のクライマックスシリーズ阪神―DeNA戦(甲子園)での佐藤輝明内野手(25)の打撃に「喝」を入れた。 ◆岡田監督、敗戦が決まり足早にベンチを後に…【写真】 掛布さんが「大きなゲームの流れのポイント」と振り返ったのは、DeNAの先発投手・東が走塁中に太ももを負傷し、続く梶原も盗塁に失敗とDeNAに暗雲が立ち込めた4回裏。東の状態が万全ではない以上、先頭の佐藤には球数を投げさせる駆け引きが必要だったと語った。 しかし、佐藤は東の初球を引っかけて二ゴロ。これをきっかけに、チームはわずか7球で攻撃を終え、窮地の東を助ける格好となった。掛布さんは「佐藤の初球打ちに大きな喝です」と、東を攻め込む端緒となるべきだった佐藤の凡退に厳しい評価を下した。 掛布さんは「喝」の直後、佐藤に対して「きょう頑張ってほしいですね。期待を込めて喝です」とも。13日の第2戦での奮起を求めた。
中日スポーツ