災害時のために「タンス預金」は必要? 災害時にはやはり電子マネーより“現金”ですよね?「100万円」ありますが、多すぎるでしょうか…?
災害時のための現金保管のポイント
災害時のために現金を用意しておく場合、どのように保管するかも重要です。次のポイントを押さえて、事前に現金を準備しておきましょう。 ■避難バッグにも少額を準備する すぐに持ち出せる避難バッグを準備している人は、その中に少額の現金を入れておくことも忘れないようにしましょう。避難時に必要な物を購入できます。 ■家族と情報共有 現金をどこに保管しているかを、家族全員が知っていることも重要です。災害時には自分がその場にいないこともあります。そんなときでも家族の誰かが現金を取り出して使えるように、あらかじめ保管場所を共有しておくと安心です。 ■防火・防水対応の金庫を使用する もし多めに現金を保管する際は、防火・防水対策が施された金庫を使用すると良いでしょう。火事で家が燃えてしまったり、台風や洪水で水びたしになってしまった場合でも、こうした金庫が現金を守ってくれます。
災害のために1週間分の現金を備えよう
災害に備えて、現金を準備しておくことはとても大切です。しかし、大量の現金を一度に用意すると、盗難や災害で失うリスクも高くなってしまいます。1週間分の生活費を目安に、無理のない範囲で少額を準備しておきましょう。 執筆者:山田麻耶 FP2級
ファイナンシャルフィールド編集部