105分に衝撃の被弾…韓国、マレーシアと壮絶3-3ドローで2位フィニッシュ。16強で日韓戦は実現せず【アジア杯】
まさかの逆転を許し、怒涛の反撃
同じ勝点4のヨルダンを得失点差で下回り、2位の韓国は1月25日、アジアカップのグループE最終節で、今大会ノーゴールで最下位のマレーシアと対戦した。 【動画】バイエルンDFキム・ミンジェが振り切られ…今大会ノーゴールだったマレーシア相手に衝撃の失点 ソン・フンミン、キム・ミンジェ、イ・ガンインら、欧州の名門で活躍するタレントを揃える韓国は、立ち上がりから攻勢。15分には大黒柱のソン・フンミンがペナルティエリア内で左足を振り抜くが、GKシハン・ハズミの好守に阻まれる。 それでも21分、イ・ガンインのCKからチョン・ウヨンがヘッドで叩き込み、先制点をゲット。今季から伊藤洋輝、原口元気と共にシュツットガルトでプレーし、昨夏のアジア競技大会では最多の8ゴールを挙げた24歳が、初先発の期待に応えた。 以降もチャンスを作りながら追加点を奪えずにいると、51分に痛恨の失点。自陣ゴール前でのボールロストから、最後はキム・ミンジェが振り切られ、ファイサル・ハリムに技ありシュートで流し込まれた。 まさかの展開となるなか、62分にはペナルティエリア内でのファウルでPKを献上。これをアリフ・アイマンに決められ、なんと逆転を許す。 その直後、韓国はたまらずファン・ヒチャンとホン・ヒョンソクを送り込む。さらに75分にはキム・ジンスとオ・ヒョンギュも投入する。 そして迎えた83分、ゴール前のFKからイ・ガンインが放った芸術的なシュートが、ハズミの手とクロスバーに当たった後にネットを揺らし、ようやく同点に追いつく。 息を吹き返した韓国はさらに攻撃の圧力を高めると、90+3分に古橋亨梧らと共にセルティックで戦うオ・ヒョンギュがペナルティエリア内で倒され、PKを獲得。ソン・フンミンがきっちりと成功させ、土壇場で逆転する。 このまま3-2で終わると思われたが、90+15分に衝撃の被弾。3-3でマレーシアと引き分けた韓国は、結局2位でグループステージをフィニッシュした。 この結果、ラウンド16での対戦相手はD組2位の日本ではなく、サウジアラビアがいるF組1位となった。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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