日経平均レンジ相場継続でも上昇期待の「好業績3銘柄」
来週の日経平均は過度な波乱は避けられそう。インバウンド関連銘柄も底堅そうだ(写真:ブルームバーグ)
10月28日の東京株式市場は、前日のアメリカ市場でナスダック総合指数が下落した流れを受け、半導体関連など値がさ株に安い銘柄が目立った。日経平均株価は続落、前日比240円安の2万7105円で取引を終えた。 来週(10月31日~11月4日)の東京株式市場は、3日の「文化の日」の祝日を挟んでの4日間の営業となる。焦点は11月1~2日開催のFOMC(アメリカ連邦公開市場委員会)と週末の同10月の雇用統計の内容だ。また、日米ともに決算発表が本格化し、業績を吟味しながらの個別銘柄物色が本格化しそうだ。 ただ、今回のFOMCはすでに織り込みがかなり進んでいるとの見方が多く、過度な波乱展開は回避できそうだ。主力企業の決算内容を好感して買いが先行すれば全体相場は強含みが予想される。来週の日経平均の想定レンジは2万6700~2万7500円とする。
本文:2,676文字
購入後に全文お読みいただけます。
すでに購入済みの方はログインしてください。
冨田 康夫