四季報連動!お年玉銘柄①「来期増益率&増益幅」ランキング
来期増益幅、増益率が大きい企業はどこか?(イメージ写真:genzoh/PIXTA)
分断・多極化する世界で、新しい視界を開くことができるか。日本が向かうべき道とは――。 『週刊東洋経済』2024年12月28日・2025年1月4日合併特大号の第1特集は「2025年大予測」 だ。同特集で徹底解説した2025年の注目テーマの中から、株式投資に関連するテーマを掲載する。(本記事は「 東洋経済オンライン 」でも掲載しています)トランプ米大統領の再登場、夏の参議院選挙など、国内外で主に政治面から経済への荒波も懸念される2025年。株式相場はどんな推移を見せるだろうか。 相場格言によれば、巳年の2025年は辰年の2024年と合わせて「辰巳天井」で、相場のピークアウトを暗示している。十二支の相場格言は「辰巳天井、午尻下がり、未辛抱、申酉騒ぐ、戌笑い、亥固まる、子は繁栄、丑つまずき、寅千里を走り、卯跳ねる」と続いている。 「辰巳天井」の格言は本当だろうか。十二支別の日経平均株価の騰落率を戦後6回の平均で見ると、2024年を含む辰年はプラス26%。2025年に迎える巳年はプラス13%。2026年に迎える午年はマイナス5%。統計的に見ても「辰巳天井でピークアウト」の格言はおおむね当たっている。個別銘柄を吟味しながら、利益確定のチャンスを積極的に狙うタイミングかもしれない。 3月決算企業の今期(2025年3月期)も残すところ3カ月強となった。業績予想の着地も気になるが、株式市場の関心はすでに来2026年3月期に移ってきている。
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山川 清弘