〔NY外為〕円、151円台後半(4日朝)
【ニューヨーク時事】週明け4日午前のニューヨーク外国為替市場では、円買い・ドル売りが加速した海外市場の流れを引き継ぎ、円相場は1ドル=151円台後半に上昇している。午前9時現在は151円80~90銭と、前週末午後5時(152円94銭~153円04銭)比1円14銭の大幅な円高・ドル安。 米大統領選の投開票を翌5日に控え、一部の米メディアは週末、民主党のハリス副大統領の支持率が、共和党のトランプ前大統領を上回ったと報じた。このところトランプ氏が優勢との見方から、関税導入などによりインフレが再燃するとの連想で上昇してきた長期金利が、この日は急低下。海外市場では、円を買ってドルを売る動きが進み、ニューヨーク市場に入ってからも引き続き円高・ドル安地合いとなっている。 市場では、5日の大統領選の結果に加え、6、7両日に連邦準備制度理事会(FRB)が開催する金融政策会合に注目している。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.0900~0910ドル(前週末午後5時は1.0828~0838ドル)、対円では同165円50~60銭(同165円58~68銭)と08銭の円高・ユーロ安。