母の日のプレゼントはモノを減らすこと!? 実家の片づけで親孝行をする方法
こんにちは。お片づけ習慣化コンサルタントの西崎彩智です。 今週末は母の日。カーネーションやプレゼントを贈ろうと計画されている方もいらっしゃるかと思います。 今年はちょっと趣向を変えて、「片づけ」で親孝行するというのはいかがでしょうか? 片づけられない母と息子がプロに学んだ「物の捨てかた、しまいかた」 私が主宰する「家庭力アッププロジェクト®」には、「小さな頃から家が散らかっていた」という方が多く参加されています。私たちの親の世代は、モノをたくさん持つことがいいことだと思って暮らしてきました。「もったいない」「まだ使える」と、モノを大切にする方たちがたくさんいることも特徴的です。その結果、今でもモノであふれてしまっている家が多いのです。 子どもが結婚して家を出ていくと、大きなライフステージの変化がなくなり、生活を見直して片づけるというチャンスも少なくなります。さらに、年齢を重ねるにしたがって重いモノが持てなくなったり、高いところのモノを取ることが怖くなったりと、家が散らかる要素が増えてしまいます。 ご実家を思い出してみてください。もし片づけができていないと感じるなら、母の日に顔を見せるついでに少し片づけてあげることも、素敵なプレゼントになると思いますよ。
おしゃべりで家のイメージを共有
家の使い方について、両親など住んでいる人たちのイメージを共有することが大切です。結婚して出て行った子どもの部屋がそのままになっていて、両親の暮らすスペースが狭くなってしまっているというケースもよくあります。どの部屋を、どういう風に使いたいのか、思っていることや希望を聞いてみましょう。 堅苦しいアンケートのように聞くと考えることが面倒になって「なんでもいいわ」とあきらめてしまうかもしれないので、気楽なおしゃべりのような雰囲気を出すとお互いに話しやすくなりますよ。 「趣味に使う部屋がほしい」「トイレの近くの部屋を寝室にしたい」「リビングには仕事のモノを置きたくない」など、いろいろと出てくると思います。住んでいる人みんなに聞いたら、それぞれの部屋の使い方のイメージをまとめて共有してください。部屋のイメージが固まったら、ゴールが見えているので実際に行動に移しやすくなります。