【岩田明子解説】今後の政権運営のカギを握る国民の政策 『103万円の壁』見直しで税収7兆円不足か
■自民党は、無所属で当選した裏金議員の自民党会派入りを要請
自民党の次なる手として、無所属で当選した裏金議員の自民党会派入りを要請しています。 【政治ジャーナリスト岩田明子さん】「27日までは追加公認するというと執行部も言っていたのですが、追加公認に対する批判が強まったんで、会派入りに変えたんですね。 でもやっぱり西村さんもこの早く処分を解除してほしいと言ってましたんで、全員多分すぐに追加公認だと思ってたんですけれど、ふたを開けたら世論が違ってたんで、もう少し待たされるという状況になって。 もうちょっと反発するかなと思ったら、処分を全うしますとおっしゃってました」 (Q:この方々が会派入りしたとしても過半数に届かないのか?) 【政治ジャーナリスト岩田明子さん】「ほかにも無所属の方に声をかけていて、 2人会派入りはするんですけど、まだ届かない。 となると、国民民主か、維新かという話になってくるんですね。 もっと話を進めようと思って森山幹事長は、政調会長レベルで常設の協議体を作ろうとしたんですけど、否定されてしまったんで。 政策ごとに1つずつという形で、これまた骨の折れることなんですけれども、1歩ずつ、1歩ずつ進んでる状態です」
■岩田さんによると「政策活動費は廃止の方向で協議をする」という
(Q:石破総理が党内をまとめる動きというのは、今後どうなっていきそうか?) 【政治ジャーナリスト岩田明子さん】「特別国会の前に両院議員懇談会が設定されて、今回総選挙の総括をしますので。ここで 多分ボコボコに言われるでしょう。 その時に、自分のどこがいけなかったのかっていうところを真摯に聞いて、それでも協力してくださいと言って、党内をまとめて野党との協議に向かうしかないんです」 (Q:政策活動費については?) 【政治ジャーナリスト岩田明子さん】「選挙期間中は、政策政策活動についてはここまではっきりは言ってませんでした。 議席を減らした結果、野党とは政策活動費については廃止の方向で協議をすると。早め早めに言っていればここまで議席は減らさなかったかもしれません」 (関西テレビ「旬感LIVEとれたてっ!」2024年11月1日放送)
関西テレビ