「1990円フレンチもスゴイけど」「優秀なマーケターが入った?」…。11月にリニューアルの「ガストのモーニング」より魅力的に進化していた!
そもそもアサイーって何なのか調べてみたところ、南米原産のヤシ化の植物だそう。味そのものはあまり強くないようで、わずかな渋みと風味が特徴とのこと。 ただし、高い栄養価と抗酸化作用があるそうなので、味を楽しむというよりは体に良い食品と捉えると良さそうです。 「ガスト」の、アサイーヨーグルトボウル&サラダセットの価格は税込600~750円。 「ガスト」をはじめとしたすかいらーくグループでは、都市別価格制を導入しているため、店舗により価格差がありますが、今回筆者が利用した店舗は超都心価格帯のため、税込750円でした。
おかわり自由の日替わりスープとドリンクバーが付いています。 第1次ブームの際は「ドラゴンクエストの毒の沼のような紫色の物体……あまり食べようと思えないな……」と、食指が動かなかったのですが、SNSのショート動画でブームの再燃を知り、「ガスト」でも提供されて話題になっていたこともあり、今回初挑戦です。 アサイーヨーグルトボウルは、黒紫のどろりとしたアサイーの中に、グレープフルーツ、キウイ、バナナ、ブルーベリーなどの生フルーツがたっぷり浸かっています。
上にはコーンフレークがトッピングされ、下にはヨーグルトが敷き詰められています。 ■アサイーブームを牽引しそうな魅力的なメニュー内容と価格設定 勇気を出して食べたところ、癖がなくて意外にもおいしい。「爽やかな酸味があるな」と思ったら、それはヨーグルトの味でした。 アサイー自体はほんのりとした甘味と果実の風味のようなものがあるような、ないような……。 メインとして味わうのは、あくまでカットフルーツで、それをまろやかにしてくれるのがアサイーヨーグルトという感じ。サクサクのコーンフレークが食感に楽しみを添えてくれます。
結論としては、これは流行るな、と。アイスクリームや生クリームやプリンはもちろんおいしいけれど、糖質や脂質を気にしている人にとっては、食べるのは気が引ける。だけど、アサイーヨーグルトボウルなら、カロリーも気にしなくていいどころか、体に良いというわけ。 こんなに罪悪感のないデザートって他にない気がします。10年前よりも格段に、健康志向が顕著になった令和の日本。時代がやっとアサイーに追いついたのかもしれません。