日本代表を率いる森保一監督(Kaoru WATANABE/GEKISAKA)

[11.19 W杯最終予選 日本 3-1 中国 厦門] 　敵地での2連戦を2連勝で終えた。日本代表を率いる森保一監督は試合後のフラッシュインタビューで、「ピッチに立った選手だけでなく、全員が自分ができることをしっかり準備してくれた」と選手たちを労った。 【写真】「全然違う」「びびるくらいに…」久保建英の9年前と現在の比較写真に反響 　15日に開催されたインドネシア戦(○4-0)から、移動も含めて中3日のハードなスケジュール。森保監督は先発5人の変更を決断して、中国戦に臨んだ。 　指揮官は狙いを語る。「1試合1試合インテンシティの高いゲームになるし、インドネシアの時に気候的にも苦しい、厳しい中で戦ったので、フレッシュな選手、良い選手がいるということでチームの総合力で勝っていくということで選手を交代して戦った」。 　序盤は、集中力を高く保つ中国守備を崩すのに苦労したが、前半39分にCKからFW小川航基がヘディングで叩き込んで先制に成功。さらに45+6分に再びCKの流れからDF板倉滉が決めてリードを広げる。後半3分に中国に1点差に詰め寄られながらも、9分に小川のこの日2点目で突き放し、3-1の勝利を収めた。 「ピッチに立っている選手、ベンチにいる選手、残念ながらベンチに入れなかった選手を含めて皆のエネルギーで勝てたと思う」と選手たちを労うだけでなく、スタッフも含めた「チームで勝てたと思う」と誇らしげに語った。 　北中米W杯出場に王手をかけたチームは、3月20日に埼玉スタジアムでバーレーンと対戦する。