開幕した第12回沖縄大交易会2024で商談に参加する人たち＝21日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンター

　国内最大規模の食の商談会「沖縄大交易会2024」（主催・同実行委員会）のリアル（対面式）商談会が21日、沖縄県宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで始まった。22日までの2日間、県内52社を含む売り手（サプライヤー）205社と、買い手となる国内外のバイヤー149社が計2490件の商談を予定する。 【写真】リアルで商談を繰り広げるアジアからの参加者ら

　海外は台湾、シンガポールなど17カ国・地域から参加がある。出展は鮮魚・水産加工品、食品加工品、健康食品・サプリメント、お菓子・スイーツなどのカテゴリーに分けられ、事前にマッチングしたサプライヤーとバイヤーが個別商談を交わす形式。会場では、SNSのライブ配信でリアルタイムで注文を受け付けるアジアからの参加者の姿もあった。 　21日の開幕セレモニーで、実行委員会の小禄邦男実行委員長は「日本食に対する国際的な評価と人気が高まっており、海外への輸出拡大を目指す企業にとって大きなチャンスが到来している」と新たなビジネス創出や販路開拓に期待した。 　沖縄大交易会は8月からオンライン形式の商談会も継続している。