大型風車を海に浮かべて発電 企業担当者が知事に計画を説明 愛知県
愛知県田原市・豊橋市沖で、大型風車を海面に浮かべて風力発電をする実証実験が実施されることが決まり、担当者が大村知事を訪問して計画を説明しました。 風力発電の実証実験を担うのは、名古屋市緑区の発電事業会社「シーテック」を幹事会社とする、国に選定された5つの企業です。 国は、2030年度までに風車を海面に浮かべて発電する「浮体式洋上風力」を、国際競争力のある価格で商用化する技術の確立を目指しています。 愛知県の「田原市・豊橋市沖」はこの技術の実証実験の場として6月、国に選定され、事業は5つの企業が共同で実施します。 5つの企業は大村知事に対し、風車のイメージ図や、各企業の役割分担などについて説明しました。 使用される予定の風車は、国内最大規模となる高さ約280メートルで、渥美半島の南側の海で、2031年3月まで実証実験を行う予定です。