弁慶役に西村さん 玉虫役は水野さん、秋恒例「弁慶まつり」和歌山
10月4、5日に和歌山県田辺市街地で開かれる第36回「弁慶まつり」(実行委員会など主催)に向け、メインイベントの一つである「演劇・弁慶伝説」の武蔵坊弁慶役と妻の玉虫役が9月2日、発表された。 【秋の夜空 彩ろう 田辺花火大会への協力求め募金箱設置、和歌山の記事はこちら】 弁慶役は市消防本部職員の西村博也さん(24)=田辺市秋津町。玉虫役は紀南看護専門学校生の水野夢さん(19)=田辺市上野。ともに公募で選ばれた。 西村さんは「弁慶役を通じて地域の活性化に役立ちたいと思って応募した。強さの中にある優しさ、愛情あふれる姿を演じたい」と意気込みを語った。水野さんも「弁慶を包み込むような、芯の強い女性を演じたい」と話した。 演劇は、市生まれとされる弁慶の誕生から源義経との出会い、壇の浦への出陣までを描く。4日午後6時半から、同市東陽の闘雞神社に特設舞台を設けて上演する。 ■巡視船で航海 乗船者を募集 弁慶まつりに合わせ、田辺海上保安部は10月5日午後2時から、巡視船「みなべ」の体験航海を実施する。乗船者を募集している。締め切りは9月16日(消印有効)。 申し込みは、往復はがき1枚で2人まで可能。12歳以下は保護者の同伴が必要。住所、氏名、年齢、性別、当日に連絡可能な電話番号を書く。定員は60人。応募者多数の場合は抽選する。 申し込みや問い合わせは、郵便番号646―0023 田辺市文里1丁目11の9、田辺海上保安部管理課(0739・22・2002)へ。
紀伊民報