加藤小夏、『嘘解きレトリック』最終話で月9デビュー 兼光ほのか&福山翔大も出演
フジテレビ系にて毎週月曜21時より放送中の鈴鹿央士と松本穂香のW主演ドラマ『嘘解きレトリック』の最終話に、加藤小夏、兼光ほのか、福山翔大がゲスト出演することが決定した。 【写真】加藤小夏、兼光ほのか、福山翔大のソロカット 本作は、『ガリレオ』シリーズ(2007年~2022年)の演出・西谷弘とプロデューサーの鈴木吉弘のタッグで贈る“レトロモダン路地裏探偵活劇”。原作は、『別冊花とゆめ』(白泉社)にて2012年から2018年まで連載されており、累計発行部数100万部を突破している都戸利津による同名コミックだ。 月9ドラマ初出演となる加藤が演じるのは、祝探偵事務所に住むことになった謎の女性・青木麗子。左右馬(鈴鹿央士)が家賃を滞納中の大家さんが、思い詰めた様子の麗子を発見。見知らぬ女性を住まわせることに気乗りしなかった左右馬だが、“事務所にしばらく置いてあげれば、たまっている家賃をなしにしてあげる”という大家さんからの手紙を読み、「鹿乃子くん、(麗子に)居ていただきましょう」と快諾する。鹿乃子(松本穂香)も同意するものの、新たな同居人として突然現れた美女・麗子の挑発によってなにやら波乱の予感が。そして鹿乃子は、「青木麗子」という名前から何から、彼女が話す自分自身のことは全てウソだと分かり、さらに困惑。鹿乃子は麗子と2人きりで話す中で、失恋をして家を出てきたのではないかと推理する。加藤は「ウソ”の解釈は人それぞれあると思いますが、私はこの作品を通して“ウソ”をいつもとは違う角度から見られるようになりました」とコメントをせている。 兼光が演じるのは、大きなお屋敷を構える槇原家の令嬢・槇原鈴乃。鈴乃は新聞の「尋ね人」の欄に“蘭子”という女性を探すための記事を出していた。左右馬は、新聞からこの記事のページだけを麗子が抜き取っていたことに気づき、「尋ね人」に載っている“蘭子”が麗子の本当の名前なのではないかと推理。左右馬と鹿乃子が鈴乃に会って“蘭子”の写真を見せてもらうと、麗子の顔と一致する。鈴乃の話によると、“蘭子”は鈴乃と同い年で、身寄りがなく住み込みの女中として槇原家にやってきた。2人は本当の姉妹のように楽しく過ごしてきたが、ある日“蘭子”が突然家を出て行ってしまったことに困惑しているという。『17才の帝国』(2022年/NHK総合)、『軍港の子~よこすかのクリーニング1946~』(2023年/NHK総合)に続いて、3作目の地上波ドラマ出演となる兼光は、「華やかな着物を身にまとうたび、鈴乃の暮らすきらびやかな日常や、槇原家の一員としての責任を感じました」と撮影を振り返った。 福山が演じるのは、鈴乃と一緒に“蘭子”という女性を探す鈴村柾。槇原家の近所にあるテーラーの息子で、鈴乃に勉強を教えに槇原家に度々来ていた。その頃に、蘭子とも出会い、彼女は頭が良かったので、鈴村家の営むテーラーで柾と一緒に働いてもらっていた。お客さんや従業員からの評判もよかったが、10日前に“蘭子”が姿を消すことに。左右馬は“蘭子”が家出する理由を探っていくと、ひと月前に鈴乃と柾の結婚が決まっており、明日が結納となっていた。常に柾と一緒に居たのは“蘭子”だったと振り返る鈴乃は、「蘭子を苦しめるくらいならば、柾さんとの結婚を辞めたい」と言い放ち……。『恋仲』以来、9年ぶりの月9ドラマ出演で、主演の鈴鹿とは、土ドラ『クロステイル~探偵教室~』(2022年/東海テレビ・フジテレビ系)以来の共演となる福山は、「人はなぜウソをつくのか。その問いに対する1つの答えが最終話には描かれていて、脚本を読み進めながら目頭が熱くなりました」と思いを寄せている。 コメント 加藤小夏(青木麗子役) キャストの皆さん、スタッフの皆さんが第1話から今まで大切につなげてきた気持ちを感じながら、撮影現場を過ごしています。鈴鹿さん演じる左右馬先生と松本さん演じる鹿乃子ちゃんのお2人と一緒に過ごす時間は緊張感と穏やかさが絶妙に相まって不思議な感覚です。蘭子としても私としても貴重な経験をさせていただいています。“ウソ”の解釈は人それぞれあると思いますが、私はこの作品を通して“ウソ”をいつもとは違う角度から見られるようになりました。きっと皆様も見ていただけたらその意味が分かると思います。お楽しみに。 兼光ほのか(槇原鈴乃役) 槇原鈴乃役を演じさせていただきます、兼光ほのかです。中学生の頃から愛読していた漫画『嘘解きレトリック』に出演できること、本当に夢のようです。華やかな着物を身にまとうたび、鈴乃の暮らすきらびやかな日常や、槇原家の一員としての責任を感じました。初めての民放ドラマで緊張しておりますが、鈴乃の魅力を少しでも皆様にお届けできるよう、ひとつひとつ丁寧に演じてまいります。よろしくお願いいたします! 福山翔大(鈴村柾役) 歴史深い月9に再び出演させていただけること、とても光栄です。人はなぜウソをつくのか。その問いに対する1つの答えが最終話には描かれていて、脚本を読み進めながら目頭が熱くなりました。久しぶりに鈴鹿さんとご一緒できることもとても楽しみです。鈴村柾として昭和初期の時代までタイムスリップしたいと思います。皆様、ぜひご覧ください!
リアルサウンド編集部