【函館記念】1週前追い ハヤヤッコは一杯に追われラスト11秒6 国枝師「やる気があるし、気配は悪くない」
《美浦》2年前の覇者ハヤヤッコ(国枝、牡8)はWコースで一杯に追われ、5ハロン67秒9─11秒6をマーク。七夕賞に出走する内レッドランメルト(OP)に1馬身遅れたが、いつも調教では目立たないタイプだ。国枝調教師は「先週、今週とやる気があるし、気配は悪くないよ。木曜(4日)に函館へ出発する」と大阪杯12着からの巻き返しを期す。 新潟大賞典7着のマイネルクリソーラ(手塚、牡5)はWコースで一杯に追われ、5ハロン67秒8―11秒5で併入した。「少しもたつき気味で、前走の方が良かった。このひと追いでどこまで」と手塚調教師。 《函館》メイS9着プラチナトレジャー(美・国枝、牡6)は馬なりでWコース5ハロン69秒5-12秒5をマークし、僚馬に併入した。「ここを目標に早めに函館に入れて、雰囲気はいいよ。前走は距離が少し短かったかな。小回りの2000メートルに替わるのはいいと思う」と国枝調教師。 鳴尾記念13着アウスヴァール(栗・昆、騸6)は、Wコースで古川吉騎手を背に単走。馬なりで5ハロン66秒4-12秒6をマークした。「グッと体調が上がってきました。オープンに上がってからは自分の競馬ができていないし、ハナ一本で。クラスに慣れてからだとは思うけど、どれだけやれるか」と昆調教師。