妻が「家の近くより50円安いから」と、トイレットペーパーを自転車で「15分」の店で買っています。正直あまり節約にならないような気がするのですが、そこまでする必要はありますか?
節約は大切だが負担にならないように注意が必要
時間の価値をシビアに考えると、往復30分かけて50円安いトイレットペーパーを買う行為は正しい節約とはいえません。自分の時間に最低時給と同じ1000円以上の価値があると考えるならば、買い物を近くで済ませれば良いでしょう。 一方で、人は常にお金を稼いでいるわけではありません。空いた時間を無意味に過ごすくらいなら、自転車で30分かけてトイレットペーパーを買いに行った方が、小さいながらも節約になりますし、体も動かせて一石二鳥と考えることもできます。 「節約」自体が娯楽で、ストレス解消になっている場合もあるでしょう。負担がかからない範囲で節約するならば、本人の好きにするのが1番です。 ただし、車を使う場合はガソリン代を考える必要があります。また、自分や家族にとって負担となる節約は逆効果となる場合もあります。どれだけ節約できているかを考えると同時に、過度に負担がかかっていないかも考えましょう。 出典 一般社団法人日本トイレ協会 トイレットペーパー、緊急時に備えて必要な分を必要な分だけ、計画的に備蓄しましょう 執筆者:浜崎遥翔 2級ファイナンシャル・プランニング技能士
ファイナンシャルフィールド編集部