「助けて…」年末に社員寮からの退寮を迫られた親子…“夜逃げ屋”を決意するも“依頼料”を払えず大ピンチに【作者インタビュー】
“夜逃げ屋”スタッフとしての顔を持つ漫画家・宮野シンイチ(@Chameleon_0219)さんが、自身の体験した実話をベースに描いている漫画「夜逃げ屋日記」。X(旧:Twitter)でエピソードが公開されるたびに多くの反響が寄せられている話題の作品だ。今回は依頼料を払えない親子とのエピソードを描いたエピソードを紹介するとともに、作者の宮野シンイチさんに依頼者について話を聞いた。 【漫画】本編を読む ■夜逃げする人の家は散らかっている傾向が高い? ――本作に登場する「大崎ノブコさん」という依頼者の印象を教えてください。 【宮野シンイチ】当時は本当に気の毒に感じました。当日お金を払えないと言ってきた人は初めてだったので、その感情が強かったことを覚えています。 ――家の中にはかなりのゴミが散乱している様子が描かれています。このような場面は、仕事柄よく見られるものなのでしょうか。 【宮野シンイチ】つい先日もありました。散らかり具合に関して案件ごとの差はありますが、散らかっていることはよくあります。精神的に追い詰められていると、部屋の片付けに気が回る人は少ないのだと思います。 取材協力:宮野シンイチ(@Chameleon_0219)