熱い応援、準備バッチリ 富岡西・チアチーム /徳島
<センバツ2019> 「フレーフレー西高!」。センバツに出場する富岡西野球部を応援しようと校内に結成されたチアリーディングチームは、「選手を勇気づけられる応援をしたい」と、本番に向け練習の総仕上げに熱がこもる。 【熱闘センバツ全31試合の写真特集】 同校にはチアリーディング部がなく、2月に女子生徒28人が集まり結成された。弓道部やソフトテニス部などと掛け持ちしている生徒が多く、バスケットボール部に所属する白濱侑里さん(3年)はチアの練習が終わると走って部活に戻り、疲れて授業中眠くなることもある。それでも「甲子園でチアとして応援できるのは一生に一度きり」と、練習に励んできた。 ダンス経験のある梶本莉加さん(同)を中心に、生徒が主体となって練習に取り組み、野球部のアグリあなんスタジアム(阿南市)での練習試合では本番さながらの予行演習をこなした。白濱さんは「皆の動きが徐々にそろってきてうれしい」と笑顔を見せ、梶本さんも「練習を始めた頃と比べて成長を実感する」。 富岡西は初戦で東邦(愛知)と対戦。「自分たちの応援で一つでも多く勝ってほしい」とチームの躍進を願っている。【岩本桜】