オシムヘンのチェルシー移籍は事実上消滅?…残された選択肢はPSG、アーセナル、サウジ移籍か
ナポリに所属するナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンの去就は依然として不透明なようだ。7日、イタリアメディア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』やイギリス紙『デイリーメール』が伝えている。 現在25歳のオシムヘンはヴォルフスブルクやシャルルロワ、リールを経て2020年にナポリへ完全移籍加入。すぐさま前線の主軸に定着すると、在籍3年目の2022-23シーズンはセリエAで26ゴールを挙げて得点王に輝き、33年ぶりの優勝に大きく貢献した。昨シーズンも公式戦32試合の出場で17ゴールを記録したが、2026年6月末までの現行契約には1億3000万ユーロ(約217億円)程度の解除条項も付随していることから、去就には注目が集まっている。 パリ・サンジェルマン(PSG)やチェルシー、アーセナル、マンチェスター・ユナイテッドなど多くのメガクラブからの関心が報じられたオシムヘンだが、2024-25シーズンの開幕が目前に迫った現時点で移籍先は決まっておらず。いずれのクラブもナポリが設定した契約解除金に見合うオファーを提示することができておらず、交渉が思うように進んでいないようだ。 今回の報道によると、チェルシーが今夏のオシムヘン獲得レースから撤退したとのこと。ベルギー代表FWロメル・ルカクを含めた交渉も噂された同クラブだが、アトレティコ・マドリード所属のU-21スペイン代表FWサムエル・オモロディオンの加入が濃厚となったことを受け、今夏のオシムヘン獲得の可能性は事実上消滅したようだ。 依然として去就が不透明のオシムヘンだが、PSGは引き続き動向を注視しており、アーセナルが関心を再燃させる可能性もあるとのこと。また、本人が移籍に消極的なものの、サウジ・プロフェッショナルリーグの複数クラブも関心を寄せているようだ。
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