メーガン妃の「色のある服を着たかった」発言は何だったのか?…2024年も「ニュートラルファッション」継続中
<王室時代は「色のある服を着ることができなかった」と不満を述べたメーガン妃だが、その後も変わらず。2024年もスタイリッシュな「ニュートラルファッション」は続く>
ファッションでも注目を集める人物の1人であるメーガン妃だが、その「ファッションへの野心」はヘンリー王子との結婚前からも見せてきた。 【写真】2024年も「ニュートラルカラー」のメーガン妃 をすべて見る 「ニューヨークファッションウィーク」への出席、ローラン・ムレ(Roland Mouret)といった有名デザイナーとの会食、またライフスタイルブログ「The Tig」でファッションインフルエンサーを目指したこともあった。 2018年にヘンリー王子と結婚以降は「ジバンシィ」や「ディオール」といったフランスの一流クチュールの顧客としても存在感を示してきた。 しかし、自分よりも高位にある王族メンバーよりも目立つことが許されなかったとして、Netflixドキュメンタリー『ハリー&メーガン』(2021年)で次のように語っている。 「私は色のある服をめったに着ることはありませんでした。着飾ることはしたくなかったのです。私はただ王室に溶け込もうとしていました。しかし、最後の公務は『虹色のようにしよう』と、たくさんの色を身にまといました」 しかし、王室を離脱してから4年を迎えようとしている今もメーガン妃はニュートラルな色を着続けており、ほとんど色を取り入れてはいない。王室ファッション専門家のミランダ・ホルダーは昨年末、本誌のポストキャットで次のように述べた。 「メーガン妃について最初に述べておきたいことは、ほぼ一年中ニュートラルな色の服を着ているということです。Netflixのドキュメンタリーでは他の王族よりも目立たないようにニュートラルな色を着ていると声を大にして述べていましたが...。王室のしがらみから解放され、色とりどりの服を着て自分自身を表現すると思われていました。...しかし、非常に興味深いことに、実際には今年[2023年]も色のある服をほとんど着ていません」 そして年が明けて2024年になってもナチュラルカラーを好んで着用するメーガン妃。「色のある服を着たかった」発言はどこへ? 2024年のメーガン妃のスタイリッシュな「ニュートラルファッション」を本誌がピックアップして紹介する。 ■レッドカーペットのメーガン妃 1月23日にジャマイカで行われたボブ・マーリーのドキュメンタリー映画「ボブ・マーリー:ONE LOVE」のプレミアにサプライズ登場したメーガン妃。 お気に入りブランド「キャロライナ ヘレラ(Carolina Herrera)」のクラシックな印象的のオールブラックの衣装を披露した。 ■氷上のメーガン妃 2月、2025年にバンクーバーとウィスラーで開催される「インヴィクタス・ゲーム」のカウントダウンイベントのためにヘンリー王子とともに3日の日程でカナダを訪問したメーガン妃。 スキーのトレーニングセッションに参加した際には「カルバン・クライン(Calvin Klein)」の目を引くキルティングコートに白いジーンズ、そしてニットブラウスを合わせるなど、さまざなヌードカラーのファッションを披露した。 ■「スキャンダル」かつスタイリッシュ 「インヴィクタス・ゲーム」の3日目、メーガン妃が大ファンと公言しているドラマ『スキャンダル 託された秘密』の主人公オリヴィア・ポープ(ケリー・ワシントン演)が着ていたようなベージュの大きなラップコートにアバンギャルドなひじ丈のグローブを合わせた。 コートはカナダ・ブランド「セントラー(Sentaler)」、グローブはメーガン妃御用達ブランド「マックスマーラ(Max Mara)」によるもの。 ■エレガントなイブニングドレス 2025年の「インヴィクタス・ゲーム」のスポンサーと主催者のパーティに参加したメーガン妃は、カナダのファッションブランド「グレタ コンスタンティン(GRETA CONSTANTINE)」によるモスグリーンのイブニングドレスを着用。 肩のディティールが特徴的なアシンメトリーのロングラインのシルエットがメーガン妃のボディラインを美しく魅せ、またシンプルなダイヤモンドのネックレスとブレスレット、イヤリングのアクセサリーもそれを引き立てた。
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部