難波喬司市長VS「地球上最悪の侵略的植物」 静岡市葵区
「地球上で最悪」と形容される外来植物の駆除が静岡市で行われ難波市長も活動に参加しました。 難波市長: 「いやいやすごい量ですよ」 市長が格闘している相手は「地球上最悪の侵略的植物」といわれている特定外来植物のナガエツルノゲイトウ(長柄蔓野鶏頭)。 10年前に静岡市葵区の浅畑川上流で発見されてから生息域が拡大し、今や下流の麻機遊水地でも繁殖しています。 繁殖力が強く、農業用水路に詰まったり、在来種を脅かしたりと、生態系や農業に悪影響を及ぼす恐れのある厄介な存在です。 市の職員や常葉大学の学生らおよそ40人と共に駆除にあたったのは難波喬司市長。 難波市長: 「根が深く入っているのでなかなか難物ですね。とにかく早めに取るのが大事」 最初は川だけでしたが台風などの影響もあり、現在は陸地にも生息域を広げています。 株式会社 自然回復 三根佳奈子取締役: 「どうしても根っこが残っているとその根っこからまた芽が出て群落が出てくるので、長くモニタリングを続けていきながら根絶を目指してやっていきたいなと思います。まだ侵入初期段階といっていいのかなと思うので、できるだけ早くその辺の対策を進めていきたいなと思います」 難波市長: 「とにかく人手、人海戦術しかないので、できるだけ多くの人に、そして一気に関わっていただくのがいいかなと思います」