Windows クリップボードの便利な使い方。コピペの「履歴」を活用するには?
パソコンで作業をしているときに、よく使う機能の「コピー&ペースト」。 テキストをコピーして貼り付ける作業をはじめ、ファイルを複製したり、写真編集ソフトで画像を取り込むなど、利用シーンは多岐にわたる。 【全画像をみる】Windows クリップボードの便利な使い方。コピペの「履歴」を活用するには?
基本的なショートカット操作をおさらい
Windowsの場合、「Ctrl+C」(コントロールキーと「C」キーの同時押し)のショートカットキーでコピーの操作ができる。 貼り付けは「Ctrl+V」。直前でコピーしたものが貼り付けられる。コピーしたもの
クリップボードの履歴取得をオンにしておこう
さらに「Windowsキー+V」で、過去にコピーしたクリップボードの履歴を呼び出し、貼り付けられる。 ただし、クリップボードの履歴取得は、初期状態ではオフになっている。そこで、まずは機能をオンにする必要がある。 スタートボタンから「設定」を起動し、「システム」→「クリップボード」を選択する。 次に「クリップボードの履歴」をオンにすれば準備完了だ。
クリップボードの履歴から貼り付ける
クリップボードの履歴が有効になった状態で「Windowsキー+V」を押すと、ウィンドウがポップアップで表示される。 履歴の中から貼り付けたい項目をクリックすれば、選んだものが挿入される。
使用頻度の高い項目をピン留めで保存する
クリップボードの履歴は、パソコンを再起動すると自動で削除されてしまう。 もし使用頻度の多い項目がある場合は、ピン留めをして項目を固定しておくことで保存できる。 クリップボードの履歴を見ると、ピンを模したアイコンがそれぞれの項目に表示されている。それをクリックすることで、ピン留めできる。
中山智