米国で緊急着陸の事故を受けて一時運用を停止していたオスプレイ 米軍が普天間基地で飛行再開
沖縄テレビ
アメリカ本国での緊急着陸の事故を受けて一時運用を停止していたオスプレイについて、アメリカ軍は11日、普天間基地での飛行を再開させました。 普天間基地では11日、午前10時30分過ぎにオスプレイが飛行する様子が確認されました。 オスプレイを巡っては、11月にアメリカ本土のニューメキシコ州で空軍のオスプレイが緊急着陸した事故を受けて、アメリカ軍は6日、空軍が保有する全てのオスプレイの運用を一時停止し、海兵隊も6日から96時間の不要不急の運用を停止する事としていました。 オスプレイを運用する第一海兵航空団は沖縄テレビの取材に対し、「運用停止中の徹底的な機体点検を経てオスプレイの飛行を再開する指示が出された」と回答しています。 県や関係自治体への通告もないまま飛行再開した事について、玉城知事は憤りを露わにしました。 玉城知事: 「(詳細は)入っていないんです、さっきまた普天間でオスプレイが飛んだらしくて、どういうことなんだと今防衛局に確認をさせています。傍若無人というか、何も説明がないということ自体がありえないと思いますので、そこは確認したいと思います」 宜野湾市民もアメリカ軍へ不信感を募らせています。 宜野湾市民の男性: 「私たち市民としてはそういうことは常に連絡があって欲しいと希望していますね。知る権利というのがあってもいいと思います。できるだけ早急に早く」 宜野湾市の担当者は、アメリカ軍からの詳細な説明はまだないとし、情報収集に努めているとしています。
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