RFEF、“集中豪雨”の影響でラ・リーガ2試合などの開催を延期…一部エリアでは1年分を超える降水量を観測
スペインサッカー連盟(RFEF)は31日、バレンシア州を中心に甚大な被害をもたらしているDANA(集中豪雨)の影響で、ラ・リーガ2試合を含む複数の試合が延期されることを発表した。 現在スペイン東部バレンシア州では記録的な豪雨による大規模な洪水が発生中。一部エリアでは1年分を超える降水量を観測し、31日時点で161名の死亡が確認される壊滅的な被害を受けている。今回のDANAにより、RFEFは30日開催の『パルラ・エスクエラvsバレンシア』など国王杯・1回戦の7試合を延期。スペイン政府が31日から3日間の公式服喪を宣言したことで、同期間中はバレンシア州におけるスポーツ競技の不開催が濃厚と報じられていた。 そんななか、RFEFが「11人制サッカーとフットサルの両方で、プロおよび非プロの大会で開催される予定だった試合を延期することが合意された」と声明を発表。ラ・リーガや関係クラブなどから要請を受けたと明かしつつ、『ビジャレアルvsラージョ・バジェカーノ』『バレンシアvsレアル・マドリード』のラ・リーガ2試合、『レバンテvsマラガ』などセグンダ・ディビシオン(2部)3試合の延期を決定した。 また、リーガF(女子1部リーグ)2試合の延期も決定。加えて「この決定は1部リーグから少年サッカーリーグまで、RFEFの管轄下にあるさまざまなカテゴリーのフットサルの試合にも適用する」と説明している。
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