『シャッフルアイランド Season5』5話ーーグラドルにまさかの“キス拒否”されたインフルエンサー、ショック隠せず
ABEMAにて、7月12日より放送中の恋愛番組『シャッフルアイランド Season5』。南国リゾートを舞台に、メンバーがふたつの島を行き来する“シャッフル”に翻弄されながら、7泊8日で運命の恋を見つけ出す、“全員陽キャ”のラブバカンス。この夏、最もホットな美男美女たちが本能のままに見せる、ときに熱く、ときには儚い恋に、視聴者も心もだえてしまうことだろうーー。 【写真】SHUNとさゆりのキスシーン 「さゆりのことが好きです」 以下より、8月9日放送の5話の見どころを紐解いていく。細かなネタバレもあるためご注意いただきたい。 ・さゆり、歳上経営者のSHUNをたじたじに「バカ正直だから、全部言うじゃん」 5日目開始時点で、メンバーの滞在島は次の通り。 【Island BLUE】 りくと、なおと、じゅんや、なつみ、COCO、あやか、ちぴたん、たいしろう 【Island PINK】 ひゅうが、レオ、きょうか、さくら、アレック、さゆり、SHUN、あのん いよいよ7泊8日の折り返しを迎えた今期の『シャッフルアイランド』。今週の主役ともいえるSHUNがマーケティング会社を経営していることになぞらえ、彼のフィールドから言葉を拾ってくるならば、メンバー全員の恋がだんだんと“クロージング”の方を向き始めたのが、5話を終えての感触。その一例として、PINK島のSHUN×さゆり(モデル)、BLUE島のたいしろう(パーソナルトレーナー)×COCO(タレント)の2ショットをそれぞれ振り返ってみよう。 まずは、1日ぶりの再会を果たした、SHUN×さゆり。 このペアは一言でいえば、紆余曲折ありながらも、なんだかんだで元鞘に。SHUNもさゆりも、お互いがお互いを“おそらく好きなんだろうな”と自覚しつつ、まだ素直に慣れないあたりがもどかしいところ。さゆりが昨日、自身のもとを離れたことでSHUNに嫉妬心が芽生え、ついに“追う側”にポジションチェンジを余儀なくされる展開もあっての現状なのだが、やはりいつだって上手なのはさゆりの方である。かなり歳下なはずの「バカ正直だから、全部言うじゃん」と、自身の短所に手厳しい指摘を受けるSHUN。歳上経営者って、全員がこんな感じなのか? とはいえ、このバカンスも5日目。もう何度目かのシャッフルを繰り返すことで、相手の表面の先にある素顔へと、徐々に近づいてきたのだろう。さゆりは、SHUNが自身とライバルのあのん(グラビアアイドル)の間で悩む様子に「まだ迷ってるの?」と圧を掛けるが、SHUNはこれまで同様に「これも含めてオレというか」と、たじたじになるのみ。 ただ、さゆりももう慣れっこなのかもしれない。「なんかムカつく」とぼやきながら、“仕方ないな~”という表情でどこか認める様子を見せていた。この関係性こそ、SHUN×さゆりの現時点での理想的な落としどころなのかもしれないし、最終告白のその先が垣間見える2ショットだったといえる。 ・COCOはもう、“アレックだけのCOCO”ではないーーたいしろうに追い風が? たいしろう×COCOの方にも風向きの変化が。2日から一貫して、アレック(パーソナルトレーナー)を想うCOCOに対して、たいしろうも覚悟を決めたようだ。ここから先、自分の気持ちをまっすぐに伝えて、振り向いてもらえるよう努力するのみ。下手な小細工はせず、やることは本当にそれだけ。そんな真摯なたいしろうだからこそ、COCOもまた、彼に対する考え方を真剣に見直しはじめるという。 そのなかでCOCOがもし、現在のBLUE島からPINK島に移動しても追いかけると宣言するたいしろう。だが、自身が逆にPINK島にシャッフルさせられてしまう可能性もあると指摘が。その際、先ほどと同様にCOCOのもとに帰ってくる意思を示すも、ふと「でも、戻って来れない可能性もあるんだよね」とぽろり。その瞬間「それって、ヤバくない?」と気づいた。ーーそう、ヤバいのだ。これが『シャッフルアイランド』の怖いところ。 何度でもいうが、最終日に同じ島にいなければ、お互いにどんなに好きでも告白すらさせてもらえない。このバカンスの折り返しを迎えて、最終日、ならびに最終告白を意識した言葉が徐々に出始めてきた。 実際にこの日の夜、アレック×COCOは4日ぶりの再会を果たし、アレックは「絶対にCOCOちゃん以外を想うことはない」と熱烈にアピールし、いわば“遠距離”の期間に想いを募らせてきたと伝えるのだが、“アレックだけのCOCO”はもう過去の話。彼女にとっては、会えない時間が長すぎた。結果、名指しこそされずも、たいしろうを「いいな」と想っていることを言い渡されてしまう。たいしろうの躍進が目覚ましい、この三角関係。となると、ここからのシャッフル、ならびにその結果として、COCOと離れ離れにならないことがより一層に重要になるが……。 ・PURPLE島に全員集合! たいしろう&アレックによる“友情イッキ”などパリピの凝縮に 夕方を前に、BLUE島とPINK島の両方にタブレットでの通知が。伝えられた内容は「いまから島を移動します。全員で港へ向かい船に乗り込んでください」。これまでの流れにはない、突然の展開……。 メンバーが不安気に連れて行かれたのは、なんと、Island PURPLE。アレックとCOCOにとっては心の故郷であり、2話以降は特に機能を持たないかと思われていたPURPLE島が、全員が唯一、顔を揃えられる場所となったわけだ。七夕でいえば、織姫と彦星を結ぶ天の川にたとえられるか。 ここからの展開がものすごい。再会から間もなく、DJ付きでのパーティが開催。まさに“パリピの凝縮”と言わんばかりに、熱狂的にダンスをし、COCOを巡るアレック&たいしろうの男子同士が“友情イッキ”ならぬ“ライバルイッキ”をしたりーー。かと思えば、前述のアレック×COCOらの2ショットを挟んで、このタイミングで恒例の“全員シャッフル”が発表。“貝くじ”に運命のすべてを委ねて、ゲームをふりだしまで戻しにかかってくる。しかも今回は、PURPLE島でしばしの再会をしているからこそ、別れの際もなおさら名残惜しくなるに違いない。 結果、6日目のメンバー振り分けは、次の通りとなった。 【Island BLUE】 さくら、COCO、さゆり、たいしろう、アレック、なおと、ちぴたん、りくと 【Island PINK】 ひゅうが、レオ、SHUN、なつみ、きょうか、あやか、じゅんや、あのん ・SHUN×さゆり、りくと×あのん……“全員シャッフル”で別れのキス? 残念ながら、愛しのあのんとの別れを宣告された、りくと(インフルエンサー)。悲しい別れを前に、同じブランコに腰掛け、PURPLE島での最後の時間を過ごすが、気持ちに焦りが生まれる。あのんがライバルたちのもとに旅立つ前に「今日、固めてほしい」と、彼女にこの場での決心を求めたのだ。 だが「これが運命だと思う?」と、ためらいや未練が感じられるあのん。そんな彼女に「目、つむって」と“この後”の展開を予感させるが、しばしの沈黙があった後、「まだ固められない自分がいる。ごめんね、なんか……」と、まさかの“チューガード”が挟み込まれるのだった。この雰囲気で目を瞑らないパターンがあるとは……。表情には出さずとも、りくとは間違いなく、この一件を引きずるはず。さすがにメンタルに堪える。 一方、こちらのガードが無効化、というより存在すらしなかったのが、SHUN×さゆり。あのんを追いかけたSHUNの“前科”こそあれ、いまでは両想いに発展したかと思えば、出鼻をくじかれたように、またしても別れを迎えることに。残りのシャッフルの機会を使って、さゆりを迎えにいくことを指切りで約束するSHUN。「恥ずかしいね」「やだね」という恥じらう様子もまたかわいらしい。そのまま、あのんと同様、しばしの沈黙が……。 畳み掛けるのは、SHUNの方。「さゆりのことが好きです」「さゆりのことしか今後は見ない」。以前にも記したが、さゆりは好意を口に出して伝えてもらいたいタイプの女子である。あとはわかるだろう。数秒間の沈黙があって、別れのキスをするふたり。初日から幕を開けたSHUNの挽回劇、ここにありーーといったところ。お見事すぎる。
一条皓太
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