エア・ウォーター北海道が桑園に「木造」ビル エア・ウォーターの森
道内の課題解決の拠点を目指します。札幌の桑園エリアに、新たなオフィスビルが完成しました。JR桑園駅近くに完成した「エア・ウォーターの森」です。地上4階建てで、産業ガス大手・エア・ウォーター傘下の「エア・ウォーター北海道」が総工費およそ50億円をかけ建設しました。木造建築としては道内最大で、道産カラマツを100%使用しています。1階にはグループ会社で栽培する道産食材を使ったレストランがあり、誰でも自由に飲食を楽しめます。 三品記者リポート「(ハンバーグ食べて)お肉はジューシーでとてもふっくらしています。道産の野菜もたくさんとれますからうれしいですね」 2階と3階には大学や研究機関、スタートアップ企業が入るほか、自治体がサテライトオフィスとしても利用できます。エア・ウォーター北海道は、ここから過疎化などの地域課題の解決につながる新ビジネスを生み出したいとしています。 エア・ウォーター北海道の庫元達也社長は「(北海道の)社会問題をいろいろな要素を掛け合わせて事業の種を作ってディスカッションを行って北海道に還元していく」と話しました。 施設はあす開業で、レストランはあさってから営業を始めます。