カブ&ピース前澤友作社長が明かした“お金配りをやめて株配りを始めたワケ” 「根本的な解決が難しいことに…」
衣料通販大手「ZOZO」創業者で、「カブ&ピース」社長の前澤友作氏(49)が「週刊文春」の取材に対し、「お金配り」をやめ、新たに「株配り」を始めた理由などについて明かした。 【画像】「株買取保証」も掲げているカブアンド
フォロワー100人に100万円をプレゼント
前澤氏は1975年千葉県鎌ケ谷市生まれ。1998年、「スタート・トゥデイ(現ZOZO)」を創業した。2012年には東証1部(現プライム)市場に上場するなど、順調に業績を拡大していったものの、2019年9月に社長を電撃退任。米フォーブス誌の長者番付(2024年版)によれば、総資産は推定2100億円に及ぶ。 「日本の民間人で初の宇宙旅行を体験するなど、様々な言動が話題を呼んできました。中でも物議を醸してきたのが、『お金配り』です。2019年1月、ツイッターフォロワー100人に100万円、計1億円をプレゼントする企画を発表。以降も“お金配りおじさん”を自称し、SNSなどで現金を配ってきました」(経済部記者)
「少しでも皆さまのお役に立ちたいという思いから」
その前澤氏が新たに繰り出したのが、「株配り」だった。今年2月に、新たな会社「カブ&ピース」を設立。11月10日には自身のX(旧ツイッター)で、〈お金配りはもうしません。これからは株配りです〉と宣言し、サービスを使った分だけ株をもらえる事業「カブアンド」をスタートさせた。会員数は11月20日のサービス開始から20日間で100万人を突破するなど、大きな注目を集めている。 前澤氏にお金配りをやめた理由などについて見解を尋ねたところ、カブ&ピース事務局を通じて、「少しでも皆さまのお役に立ちたいという思いからお金配りを行ってきましたが、お金配りを継続していく中で、一方的にお金を配るだけでは根本的な解決が難しいことに気づきました」などと回答した。 さらに、カブアンドのサービスを巡る様々な懸念についても疑問をぶつけたところ――。 「週刊文春 電子版」 では、モバイルサービス「KABU&モバイル」で起きた不具合、カブアンドの株式に関する様々な制約、お金配りの反省点と株配りを始めた意図などについて、前澤氏側から届いた回答の全文を掲載している。カブ&ピースが手掛けるサービスを利用する前に必読の内容だ。
「週刊文春」編集部/週刊文春 電子版オリジナル
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