グリズリーズを代表する守備巧者トニー・アレンの背番号9が2025年3月に永久欠番入り
9月25日(現地時間24日、日付は以下同)。メンフィス・グリズリーズは、2025年3月16日にホームのフェデックス・フォーラムで開催されるマイアミ・ヒート戦で、トニー・アレンの背番号9を永久欠番にすると発表した。 【動画】アレンがグリズリーズ時代に見せた好プレー集をチェック! 今年5月にチーム側は今シーズン中に永久欠番にすると発表していたため、レギュラーシーズン開幕まで約1カ月に迫ったこの時期に、具体的な日程が明らかになった。 今シーズンで球団創設30年という節目を迎えるグリズリーズで、これまで永久欠番になったのはザック・ランドルフの50、マルク・ガソルの33に続いてアレンが3人目となる。 193センチ96キロのウイングプレーヤーとしてNBAで14シーズンをプレーしたアレンは、6シーズン在籍したボストン・セルティックスで2008年に優勝メンバーになり、ニューオーリンズ・ペリカンズでも1シーズンを過ごしてきた。 もっとも、2010年夏にフリーエージェント(FA)として加入したグリズリーズが最も長い在籍期間となった。2010-11から2016-17までの7シーズンで毎年プレーオフへ出場し、2013年には球団史上唯一のカンファレンス・ファイナル進出にも大きく貢献。 在籍7シーズンでレギュラーシーズン計462試合に出場したアレンは、平均25.1分8.9得点4.3リバウンド1.4アシスト1.7スティールを残し、オールディフェンシブチームに6度も選ばれた実績を持つ。 出場試合数で球団史上6位、1万1588分で同10位、796スティールで同2位にランクインするアレンは、グリズリーズというフランチャイズを代表する守備巧者として、永久欠番入りにふさわしい選手と言っていいはずだ。
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