ノリスがオランダGPで今季3度目のPP!フェルスタッペン、ピアストリ、ラッセルが続く…角田裕毅はQ2敗退13番手|F1
2024年のF1第15戦、オランダGP予選が現地時間24日行われた。 現地ザントフォールトはフリー走行3回目時点でウェット状況だったが、それから雨は降らず。ドライコンディションで予選開始時刻を迎えた。気温25℃、路面温度32℃となっている。 【動画】「速い!速すぎる!」 母国GPのフェルスタッペンを上回ったのはランド・ノリス!今季3度目のPPを獲得 FP3で大クラッシュしたローガン・サージェントはマシンの修復が間に合わず、予選不参加となった。 予選Q1序盤では最初にタイムを出しにいき、クールダウンラップを入れて2度目のアタックに出るドライバーが多数となる。タイヤに対してのダメージが大きなトラックでありながら、ソフトでの2アタックが可能な状況に。 各車一通りタイムを出した後、Q1残り4分を切って安全圏内にいないドライバーはニュータイヤを入れてタイム上昇を狙う。脱落圏内にいた角田裕毅はQ1のラストアタックで1:11.603をマークし、12番手でQ2行きとなった。 Q1敗退となったのはダニエル・リカルド、エステバン・オコン、バルテリ・ボッタス、チョウ・グァンユ、走れなかったサージェントの5台だった。 続く予選Q2では、最初のアタックをユーズドで行うマシンが大半となった。一通りタイムを出し終え、終盤は新品ソフトに切り替えてフライングラップへと入る。 角田はここで1:10.955と1分10秒台に入れるも、13番手でQ2止まりとなった。Q2敗退はカルロス・サインツ、ルイス・ハミルトン、角田、ニコ・ヒュルケンベルグ、ケビン・マグヌッセンの5台となっている。 オランダGPは2021年の復活から、母国レースのマックス・フェルスタッペンが3年連続のポールポジションだった。4年連続PPを懸けて王者がトップ10のグリッドを決めるQ3へと挑む。
Q3のラストアタックでフェルスタッペンは1:10.029をマークし一時トップに浮上するも、後からアタックしたランド・ノリスが1:09.673で最速を塗り替え、これがポールタイムに。ノリスが今季3度目となるポールスタートを決めた。コースディスタンスの短いザントフォールトでフェルスタッペンに0.356秒差をつける、圧倒的な速さを示している。 2番手は4年連続PPを逸したフェルスタッペン。3番手オスカー・ピアストリ、4番手ジョージ・ラッセルという2列目までの並びになった。 5番手セルジオ・ペレス、6番手チャールズ・ルクレール、7番手フェルナンド・アロンソ、8番手アレクサンダー・アルボン、9番手ランス・ストロール、10番手ピエール・ガスリーというタイム順となっている。 なお、予選終了後にアルボンのフロアに規定違反が確認されたため、最後尾に回ることとなった。また、ハミルトンはQ1でペレスに対してのアタック妨害がペナルティ対象となり、15番グリッドに降格。そのため、角田裕毅は11番グリッドからレーススタートの見込みとなる。