中島健人「コンコルディア」で念願の海外ドラマデビュー 「これが新局面の第一歩」
中島健人(30)が、海外ドラマデビューを果たした。独・仏・日・中東の企業で共同製作し、全6話からなる「コンコルディア/Concordia」というオリジナルドラマで、日本ではHuluが独占配信中だ。 【〝ネオ・プラチナ色〟の髪色】12月25日発売のアルバム「N/bias」でソロデビューが決まった中島健人 コンコルディアは人工知能(AI)と監視カメラでモニタリングし、住民の安全を守ろうという実験的な街。しかし、殺人事件が起き、危機管理の専門家が派遣される。 中島がふんするのはAIシステムの最高技術責任者。主役ではないが、居丈高で複雑な性格の人物の役を英語のせりふを駆使して巧みに演じている。 「念願の海外ドラマ出演です」と晴れやかな表情で語る。 米アカデミー賞関連の番組に出演した際、持ち前の負けず嫌いから英語でのインタビューに挑戦。これをきっかけに4年前から「活動を海外に広げたい」と考えてきた。 今回は日本のプロデューサーの推薦で出演が決まった。英語の基礎資料がメールで大量に送られてきたが、「これは試練だ、使命だ、運命だ。全力で食らいつくぞ」と奮起した。 イタリア・ローマのスタジオで撮影。万全の準備で臨み、英語については文句なしだったが、監督が求める人物造形の水準は高く、「これは、久々にしごかれているな」と焦る場面もあった。 「でも、こんなに面白い仕事の現場はなかった。もっと海外作品に出たい。日本人であることをしっかりとアピールし、日本とはこういう国だという認知を海外で高めたい」 3月でアイドルグループ「Sexy Zone」(当時)を卒業した。 「ここからが僕のフェーズ1。新しいアイドルの形を作っていきたい。その最初の一歩が、この海外ドラマ出演だと思っています」(石井健)