「お尻の筋トレが健康寿命を伸ばす」元アイスホッケー選手、現柔道整復師・石岡知治氏
~お尻の機能低下が原因の症状が存在する
お尻の健康の重要性を説く、石岡氏が著者の「お尻の力」(日本写真企画、9月1日発売)が発売前から話題だ。 「私が臨床や筋トレのレッスンで得た事実のみです。脚色や大袈裟に表現した部分は一切ありません。多くの方々に共有して頂きたいと思うことだけをまとめました。医療知識がある方ほど驚く体験談も連載されています」 現役時代からのさまざまな経験に加え、長年に渡って蓄積された知識による珠玉のメソッド書は多くの注目を集めている。競技経験の有無や年代、性別を超え、多くの人々に刺さっている。 「お尻の機能低下によって一般的に出やすい症状があります。また女性特有やアスリートに関わるものもあるので、理解して欲しいと思います」 「お尻の筋肉を柔らかくするセルフケア方法、そして効果的にお尻をメイク(=鍛える)する筋トレ方法とメニューも紹介しています。無理せず継続できるようになっているので、ぜひ取り組んでみていただきたいです」 競技者、柔道整復師として過ごしてきた時間の中で知り合い、意気投合した他競技アスリートとの対談も掲載されている。 「スピードスケート五輪メダリスト・岡崎朋美さんは、施術させていただいたこともあります。柔軟性ある発達した筋肉に驚きました。新日本プロレス・メディカルトレーナーの三澤威先生は柔道整復師を志した際の専門学校の同級生です。お二人と多くのことを話し合う機会を得られました」 「お尻のコンディションが全身にさまざまな影響を及ぼす」ことに共感したもの同士、対談は大きな盛り上がりを見せた。
「人生100年時代と言われ、寿命が延びています。死ぬ直前まで元気にいることが幸せな人生ではないでしょうか。運動によってボケない、病気にならない、痛くならない、といった元気でいることが可能になります。ぜひお尻の筋肉を大事にして鍛えることをお勧めします」 身体のケアや筋トレというとハードルが高く感じるかもしれない。しかし、お尻という1カ所フォーカスすれば決して難しいことではない。お尻を大事にすることで、人生が少しだけ良いものになれば幸せになれるはずだ。 (取材/文・山岡則夫、取材/写真/協力・株式会社ハウオリ・プロジェクト、株式会社日本写真企画)