山田孝之、セリフがほとんど「ク」 短編アニメ「パンの赤ちゃん」でクロワッサンの赤ちゃん役
パンの赤ちゃんたちは「リ」や「ミ」など短い言葉で感情表現や意思の疎通をはかる設定で、山田演じるクロワッサンの赤ちゃんを象徴するセリフは「ク」。メイキング映像では、山田が「難しい…」「違った」など苦戦しながら、疑問形、決意、端的な表現など、監督から飛び出すさまざまな「ク」の要望に向き合う様子が映し出され、「いまの『ク』めちゃくちゃよかったです!」(監督)、「はい……(?)」(山田)といったユニークなやりとりも見られる。 予告編では、登場キャラクター全員の声を公開。パンの赤ちゃんたちが目を覚ますシーンから始まり、泥棒に怯えるクリームパンの赤ちゃん、顔を3つ並べたドーナツの赤ちゃんな、店の外をじっと見つめるクロワッサンの赤ちゃん、その先ですやすやと眠る猫などが登場する。
作品本編は12月6日にYouTubeと作品公式Xで公開予定。(石川友里恵)
あらすじ
ここは、街の小さなパン屋。ある夜、店主のリクはいつものようにパンをこね、生地を寝かせ、仕事を終えて立ち去る。ガチャガチャ……突如店内に、不穏な音が響き渡る。泥棒が忍び込み、レジをピッキングしている音だった。冷蔵庫で寝ていたクリームパンの生地たち。その音に思わず目を覚まして、「ウワァァン」と、泣き出してしまう。その声が、泥棒に見つかってしまい……危機一髪!? 果たして「パンの赤ちゃん」たちは、この危機を乗り切ることができるのか……?