ガスペリーニ監督がユヴェントス移籍を噂されるコープマイネルスに言及「貴重な選手を売却した時とは異なる状況」
アタランタを率いるジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督が、ユヴェントス移籍を噂されるオランダ代表MFトゥーン・コープマイネルスについて言及した。 【動画|パルマ vs アタランタ ルックマンのゴール!】プレシーズンマッチ 得点シーン 今夏の移籍市場でユヴェントス移籍が濃厚と伝えられているコープマイネルス。3月には「アタランタには今夏に退団したいと伝えた」と同クラブ退団の希望を明らかにしており、移籍はスムーズに決まるかと思われたが、両クラブの合意には未だ至っていない。 そんな中、ガスペリーニ監督は地元紙『L'Eco di Bergamo』のインタビューに応じ、コープマイネルスの現況についてコメントを残した。 「先週末までコープマイネルスの状況は順調に進んでいた。選手はユヴェントスへの移籍を決意し、すでに合意している。彼はストレスを感じており、我々と共にトレーニングしないこと決めた」 「そしてこのような場合、チームにとっても、チームメイトにとっても彼が役立つことはない。これはチームが過去にビッグクラブに対して貴重な選手を売却した時とは異なる状況だ」 イタリアメディア『Football ITALIA』は、アタランタがユヴェントスに対して6000万ユーロ(約95億円)の移籍金を要求していると報じている。7月末にはユヴェントスが4500万ユーロ(約71億円)のオファーを用意する意向が示されていたが、クラブ間の合意に達していない。そのためアタランタは5500万ユーロ(87億円)まで移籍金を譲歩する可能性もあるようだ。 また、ガスペリーニ監督は今夏の移籍市場でさらなる補強を望んでいるようで、次のように語っている。今夏はすでに、ミランから完全移籍でシャルレ・デ・ケテラーレ、ガラタサライよりレンタルでニコロ・ザニオーロらを獲得している。 「市場は予想通りには進んでいないが、8月31日までに何かが起こることを期待している。正直に言うと、ヨーロッパリーグ決勝で優勝したチームに新たな選手を加え、より安定したチームでUEFAスーパーカップに臨みたいと考えていた。8月末までにクラブが何らかを与えてくれると確信しているが、現地点では最小限の資金しか残っていないのだ」
SPOTV NEWS