今フットサルができることへの感謝。大阪・永井義文監督「選手たちは感謝の気持ちを持ってプレーで体現してくれた」【F1上位リーグ26節|記者会見/大阪vs大分】
1月8日、名古屋金城ふ頭アリーナにてFリーグ2023-2024ディビジョン1ファイナルシーズン上位リーグ・第26節が行われ、シュライカー大阪とバサジィ大分が対戦。1-1の引き分けに終わった。 名古屋オーシャンズと打ち合いの末に引き分けた大阪が、前日のバルドラール浦安戦に引き分けた大分と対戦した。ゴールレスで折り返した大阪だったが、26分に失点して追いかける展開に。 34分にはカウンターからゴールネットを揺らされたが、ハンドの判定でノーゴールに。さらにこれが大分の6つ目のファウルだったため、大阪は第2PKを獲得。このチャンスに加藤未渚実がキッカーを務めるも、シュートは枠外へ。ところが直後の34分、加藤の鋭い縦パスを起点に加藤翼が同点ゴールを挙げた。終盤は猛攻を仕掛けた大阪だったが、勝ち越しゴールは奪えず。勝ち点1を分け合う結果に終わった。 試合を終え、永井義文監督と田村研人が記者会見に出席した。
今できることは目の前の試合や1プレーに全力を出すこと
●シュライカー大阪|永井義文監督 ──試合を振り返って。 この名古屋ラウンドを含めて話をさせていただくと、今の日本でこのようにゲームができることはありがたい環境。被災している方々がいて、自分たちはプレーさせてもらっている。感謝の気持ちを持って、選手たちはこの2戦でそれを体現してくれました。 自分たちができることは、目の前の試合や1プレーに全力を出して、苦しんでいる方々や頑張っている救助している方のなかには、我々のことを応援してくれている人もいます。そういう方々に、見えないかもしれませんが心で繋がっているようなプレーを選手たちが体現してくれたと思います。 ──選手起用について、どんなバリエーションを持っているのか? さまざまなバリエーションがあるという回答になってしまいますね。時間、スコア、選手のコンディション、2人組の相性、ディフェンスの相性などすべて含めて、「これだ」という組み合わせを瞬間的に選んでいます。 それはトレーニングしていないものではなく、トレーニングしているなかの選択肢から選んでいます。例えば、眞野翔太の起用についてはもう少し後で使うつもりでしたが、5ファウルになったので早めに投入しました。5ファウルなら押し込んで1対1した方がいい。そうするために時間を稼ぐために早めに前進しないといけない。それなら眞野がいい。そういうふうに色々なことを含めて駆け引きしたなかで選手を起用しています。それに対応できる選手たちが素晴らしいですね。 ──名古屋戦から1日空いての試合でしたが、どのように試合に臨みましたか? 中1日あったので、セットプレーは確認しました。ピッチではセットプレー、ミーティングでは相手の攻撃に対する対応。GKを上げてきた時の守備、押し込まれた時の守備。さらに大分はカウンターで点を取るので、カウンターに対する対応など、セットプレー以外はミーティングで詰めました。 上原くんや他の選手にも何も仕事をさせなかった。セットプレーは1つ残念でした。味方に当たったボールがセグンドに抜けた形で不運だったなと。こちらのセットプレーもチャンスはありましたが、取れなかったのは残念です。
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