「泊まりの出張」と「子供の学級閉鎖」が被ってしまった…! 共働きママは綱渡り生活を乗り切れるのか!?
午前中の勤務時間、ブーブーとスマホが鳴りました。 着信をみると、子供の小学校。 嫌な予感 えっ?もしかしてケガでもした?運動場で転んだ、友達とぶつかった…ここ半年、それなりの連絡があります。小2、小4共に今日も元気に学校に出かけたので、病気ではない…ハズ。 ワーママを襲う「小1の壁」は2月から始まる!? 知らないと危険な入学前と入学直後の壁 もしもし、ぽにです…恐る恐る電話に出ます。 「ぽにさんの番号ですか?わたくし、○○小学校の××です。先ほど、学校アプリにメッセージを送ったのですが既読になっていない保護者の方に連絡をしています。見ていませんよね?」 すみません。アプリのメッセージは見ていなかった。てか、さすがに昼休みにならないと見ないよ~~。
どうかしました?うちの子、ケガとか? 「いえ。違います。次男君のクラスが学級閉鎖になりました。」 学級閉鎖? がっきゅーへーさ? 「はい。アプリに詳しく書かせてもらいましたが、インフルエンザが流行っていまして。本日もう迎えに来てもらいたいのと、明日・明後日が学級閉鎖です。」 えっ、マジで? 噓でしょ! 「嘘じゃないです。」と先生。しまった。心の声が漏れていた。「お母さん、今から迎えに来れます?」 えーっと、ちょっと待ってください。 パニックになる私。 そう。そうなのだ。さきほどちょうど予約をしてしまったのだ。会社の自席にて、オロオロと無意味に立ち上がる私。
予約番号を控えたところで電話が鳴ったと言っても過言ではない。 明日の出張用のホテルを予約してしまった! 明日から関東のとあるエリアに出張します。 割と急遽、決まった出張。風邪も流行っている時期なので、子供の誰かが病気になったりしたらキャンセルになるかもしれない。ホテルはギリギリで…と思っていました。さすがに当日まで粘ると自分が焦りますし、野宿するわけにはいきません。前日の午前中に予約というギリギリのラインを責めたつもりでした。 しまった。 しかも、予約したホテル、前日からキャンセル料がいるところだった… うーん。さすがに『自己都合』での出張キャンセル。キャンセル料は自腹で払うしかない。はぁーー。おっと、電話中でした。えーーっと… お迎えが必須ですと?今から来れますかですと? マズイ。 今から会議である。しかも私はプレゼンテーターである。プレゼンを見た参加者からの意見を抽出して明日の出張に臨むようなもの。 「分かりました。えーっと、ちょっと待ってください。夫と相談してどちらかが行くようにします。」 と言って電話を切ります。 どちらかがって、私、行けるのか?変な汗が流れます。結構、厳しい。 でも、仕方がない。子供が優先。 それは間違いない。我が子ほど大事で愛している存在はない。 ダメ元で夫に連絡をします。平日の午後は電話に出るのも厳しいと言う彼ですが、そんなことは言ってられません。スマホを耳に当てます。 プルルルル 「はい。どうした?」 よかった!いつもと違い、早くに出てくれた! 事情を簡潔に説明します。私が明日から出張なのももちろん知っていて、今日は夫に迎えに行って欲しいことも告げます。どうかな?今日は迎えに行ってもらえないかな?