新しい職場で「すぐなじむ人」「なじめない人」の決定的な差 “元芸人直伝”可愛がられる人がしている「お礼」「相槌」の工夫
・「お礼4」:会社でお会いした時に直接お礼を伝える ・「目的4」:職場の人に聞こえるような大きな声でお礼を伝えることで、上司(先輩)の承認欲求を満たす さらに「お礼4」のタイミングで、お礼とともに「またご一緒させてください」の一声を伝え、「次はいつごろ行きますか?」と次の予定入れることも可能です。 ちなみに、この4回のお礼は、時代的に飲みの文化が徐々に衰退していることから失われてきている礼儀作法です。
だからこそ、4回のお礼を使うことで劇的にその他大勢との差別化が見込め「相手から印象に残る」こと間違いなしです。 ちなみに、私はご馳走した後輩や部下から「お礼」が1回もない場合、その後輩を二度と誘いません。 なぜかというと、相手に対して敬意がないからだけでなく、私との飲みの席がまったく楽しくなかった可能性があるからと勘繰ってしまうためです。時代ですね……。 最後に、もうひとつノウハウをお伝えします。
■相手によって相づちを変える これから社会人生活を歩んでいくと学生時代とは違い、「年代が違う人」「役職が上の人」など、多くの方と関わる機会が増えてきます。 その場合、「緊張してしまう」「話すことがない」などのコミュニケーションの課題に直面される方が多くいらっしゃいます。改めてコミュニケーションというものを分解すると「発信」と「受信」の2つの要素に分けることができます。 年代が違う人や役職が上の人と関わる場合、重要なことは、あなたから「発信」ではなく、相手の話を聞く「受信」にあります。
つまり、相手が話しやすい場を作るための「相づち」が要になります。 持ち帰ってもらいたいのは、ただ相づちをしましょうということではなく、相手の欲求レベルによって相づちを変えることで気持ちよく、相手が話をしてくれるようになります。 あなたは、マズローの欲求5段階説をご存じでしょうか。 マズローの欲求5段階説とは、アブラハム・マズローが、「人間は自己実現に向かって成長する」と仮定して、人間の欲求を図のような、下から順に満たしていく5段階の階層で示したものになります。