豊洲初競りへマグロ水揚げ本格化・大間
1月5日に東京・豊洲市場で開かれるマグロ初競りに向け、青森県大間町でクロマグロの水揚げが本格化している。12月31日は大間漁協、奥戸漁協に所属する漁船が次々と水揚げした。年始は3日朝から漁を再開し、4日昼ごろをめどに東京へ出荷する予定。 12月31日午前7時ごろ、奥戸漁協所属の「第88萬漁丸」が重さ90~165キロのクロマグロ3本を揚げた。同漁協の職員がフォークリフトなどを使い、手際良くマグロの重さを量っていた。萬谷和幸船長は「初競りに出せるマグロを取れて安心した」と話した。 大間漁協でも朝から職員が箱詰め作業を行い、荷さばき所には数十本のマグロが並んでいた。 2024年の初競りでは、大間産クロマグロ238キロが1億1424万円で競り落とされた。