東京・豊洲市場の初競りで2億700万円の一番マグロの漁師「本当に夢みたいだ」 漁師歴25年で8度目の栄誉 青森・大間町【過去16年の“一番マグロ”の重量と一本値の一覧あり】
青森テレビ
東京・豊洲市場で5日に開かれた初競りで、276キロの大間産クロマグロが2億700万円の最高値で競り落とされました。今年の一番マグロの漁師となったのは大間町の竹内正弘さん。竹内さんが一番マグロを釣り上げるのは、23年以来2年ぶりで8度目となった。同日、大間町内で報道陣の取材に応じた竹内さんは「本当に夢みたいだ」と喜びを語りました。 【過去16年の“一番マグロ”の重量と一本値の一覧】 一番マグロとなったのは、3日に出漁して4日朝に釣り上げたもの。釣り上げた際には「これは勝負になる良い魚だ」と直感したといいます。一方で大間漁協では、年末年始の漁で100本以上が水揚げされており、初競りについて「あまり期待はしていなかった」と振り返りました。 竹内さんは漁師歴25年ほどになる73歳。若い漁師に負けたくない気持ちがあるかと問われるも「ない」と言い切ります。むしろ経験を「若い漁師に伝えていきたい」。 今回で一番マグロを釣り上げるのは8度目。秘訣を問われるも「秘訣なんかないよ」と笑顔がはじけました。 ■2024年~2022年の“一番マグロ”【重量と一本値の一覧】 2024年の一番マグロさばかれた一番マグロ(2024年)【2024年】 大間産・238キロ 一本値:1億1424万円 2023年の一番マグロ【2023年】 大間産・212キロ 一本値:3604万円 2022年の一番マグロ【2022年】 大間産・211キロ 一本値:1688万円 ■2021年~2019年の“一番マグロ” 2021年の一番マグロ漁師が水揚げしたマグロ【2021年】 大間産・208.4キロ 一本値:2084万円 2020年の一番マグロ一番マグロを使った寿司(2020年)【2020年】 大間産・276キロ 一本値:1億9320万円 ※令和初の1億円超え 2019年の一番マグロ【2019年】 大間産・278キロ 一本値:3億3360万円 ※豊洲市場へ移転。過去最高値。 ■2018年~2016年の“一番マグロ” 2018年の一番マグロ【2018年】(築地市場) 大間産・405キロ 一本値:3645万円 2017年の一番マグロ2017年の一番マグロ【2017年】 大間産・212キロ 一本値:7420万円 2016年の一番マグロ【2016年】 大間産・200キロ 一本値:1400万円 ■2015年~2013年の“一番マグロ” 2015年の一番マグロ【2015年】 大間産・180.4キロ 一本値:451万円
2014年の一番マグロ【2014年】 大間産・230キロ 一本値:736万円 2013年の一番マグロ【2013年】 大間産・222キロ 一本値:1億5540万円 ※初の1億円超え ■2012年~2009年の“一番マグロ” 水揚げされる大間のマグロ(2012年)【2012年】 大間産・269キロ 一本値:5649万円 【2011年】 函館戸井産・342キロ 一本値:3249万円 築地市場に並んだ大間のマグロ(2010年)【2010年】 大間産・232キロ 一本値:1628万円 【2009年】 大間産・128.4キロ 一本値:963万円
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