早くもドラフトの“目玉”に!? プロ注目の大学生投手(5)先輩に続いてプロ入りへ
プロ野球が開幕を迎えたとともに、アマチュア野球界もシーズンが本格化した。中でも気になるのが今秋のドラフト候補選手の動向。特に大学生の中には、将来の日本球界を担うであろう逸材も多くいる。今回は、現時点で2024年のドラフト候補に浮上している大学生投手を厳選し、紹介する。
寺西成騎(日本体育大)
昨季、右肩の故障から復活を遂げた最速153キロ右腕。大学ラストイヤーもアピールを続け、プロ入りの目標を叶えたい。 星稜高では1年春から公式戦に登板し、1年夏に甲子園デビュー。2年夏も甲子園のマウンドに上がり、甲子園準優勝を経験した。しかし、その後右肩を痛めて3年春に手術を受けた。 日本体育大進学後もしばらくはリハビリに時間を費やしたものの、昨春復活。リーグ戦で5勝0敗、防御率0.31を記録しMVP、最優秀投手賞に輝いた。 昨冬12月には大学日本代表候補合宿のメンバーに選ばれており、周囲からの評価も高い。 高校の1学年先輩である奥川恭伸(現:東京ヤクルトスワローズ)の背中を追って、プロの世界を目指す。
ベースボールチャンネル編集部