一人暮らしの母が急逝…親族が亡くなってから「2週間以内」にしなければならないこととは?
死亡後の手続きにかかる費用
親族が亡くなった際に行う手続きにかかる費用についても確認しておきましょう。 まず、死亡診断書もしくは死亡検案書の発行費用については、医療機関によって異なりますが、3000円~1万円が相場金額のようです。一方、死亡届を提出する際には手数料などは発生しません。 また、年金の受給を停止するための手続きも無料となります。 なお、葬儀を執り行う場合は葬儀費用などがかかります。 燦ホールディングス株式会社が実施した「第5回 ライフエンディングに関する意識調査」によると、自身の葬儀費用を準備している人は59%で、「葬儀用に貯金」をしている方が最も多く52%、次いで「生命保険」と回答した方が49%です。 想定している葬儀費用は「50万円以上100万円未満」との回答が34%と最多でした。次いで「20万円以上50万円未満」が21%であり、100万円程度の準備があると安心できるかもしれません。 亡くなった本人が葬儀費用を準備していなかった場合、資金をどうねん出するかについても考える必要があるでしょう。
年金や健康保険の手続きも忘れずに行う必要がある
今回の事例のように、一人暮らしをしていた母親が急に亡くなった場合は、どのような手続きが必要なのか分からず不安になってしまうこともあるでしょう。 死亡時の手続きには期限が決められているものもあるため、早めに確認しておくことをおすすめします。 特に、年金や健康保険の手続きについては、忘れているうちに期限が過ぎてしまうこともあるかもしれません。それぞれ手続きの期限や発生する手数料などについても調べておくといいでしょう。 出典 燦ホールディングス株式会社 第5回 ライフエンディングに関する意識調査 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部