茨城県で震度6弱は東日本大震災の余震、気象庁「同程度の地震に注意を」
28日午後9時38分ごろ、茨城県北部を震源とする地震が発生し、茨城県高萩市で震度6弱を観測した。震源の深さは約11キロ、マグニチュードは6.3だった。この地震による津波の心配はないという。気象庁は「東日本大震災の余震と考えられる」としている。 【中継録画】茨城県北部で震度6弱 気象庁が会見 同庁地震津波監視課の青木元(げん)課長は「今後1週間程度は同程度の地震発生の可能性がある。特に発生から2~3日程度は規模の大きな地震が発生することが多い」と指摘。「揺れが強かった地域では、家屋倒壊や土砂災害の危険性が高まっている」として、今後の地震活動や降雨に十分注意するよう訴えた。 同庁によると、茨城県日立市で震度5強、同県常陸太田市などで震度5弱を観測したほか、東北地方から中部・北陸地方の一部にかけて震度1~4を観測した。