ハメス・ロドリゲスのラ・リーガ復帰が現実的に?…ラージョがフリー獲得に接近か
コロンビア代表MFハメス・ロドリゲスのラ・リーガ復帰が現実味を帯びているようだ。22日、『マルカ』や『スポルト』など複数のスペインメディアが伝えている。 今夏のコパ・アメリカ2024でコロンビア代表の決勝進出に大きく貢献し、大会MVPにも選出されたJ・ロドリゲス。今夏にブラジルの名門サンパウロを退団し現在はフリーの身となっているが、レアル・マドリード在籍時以来のラ・リーガ復帰を果たす可能性が浮上している。 報道によると、現在ラージョ・バジェカーノがJ・ロドリゲスの獲得に向けて動いているとのこと。すでに交渉と手続きが進んでおり、選手本人はここ数日間に渡ってマドリードに滞在しているようだ。給与などの解決すべき問題は複数残されているものの、ラージョ・バジェカーノは「獲得まであと一歩」の段階まで漕ぎ着けていると『マルカ』は指摘。給与など獲得に伴い生じる費用の不足分については、新たなスポンサー収入によって賄われる可能性が高いと報じられている。 現在33歳のJ・ロドリゲスは母国のエンビガドでプロキャリアをスタートさせ、アルゼンチンのバンフィエルドを経て2010年夏にポルトへ加入し、ヨーロッパデビューを果たした。同クラブで頭角を表すと2013年夏にモナコに完全移籍。コロンビア代表として参戦したFIFAワールドカップブラジル2014では全5試合の出場で6ゴール2アシストをマークし、大会得点王に輝いた。 2014年夏にはレアル・マドリードへ完全移籍加入を果たす。初年度は公式戦46試合に出場し17ゴール18アシストを記録するなど中心選手として活躍したが、徐々にチーム内での序列が低下。バイエルンへの2シーズンのレンタル移籍を経て、2020年9月にはエヴァートンに完全移籍で加入した。しかし、フリートランスファーで加入した同クラブをわずか1年で退団。その後はアル・ラーヤンやオリンピアコス、サンパウロでプレーしていた。
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